GOVERNMENT-45(GM2)

皆さんご存知のGM2です。
発売当初に購入した物です。
紙火薬のオープンファイヤーでした。
プラカート使用のセンターファイヤーのモデルです。
紙火薬からCAP火薬。オープンカートから閉鎖系カートへの過渡期に出現した物です。
またこの時期「使い捨てカート」についての話題がでており、プラカートはその回答の一つで有ったと思っています。

GM5が発売されるまでは、いつも手元に置いており、かなり遊びました。
サイズ的には若干小さくデフォルメされていますが、その分私には触り易い物でした。

残念ながら下手な塗装で刻印が分かりにくくなっていますが、トラディショナルモデルタイプの刻印が入っていたはずです。
グリップについても、マークを彫ってしまいました。
若気の至りとして視界から消してくださいませ。(^^ゞ
マズル側から見たファイアリングピン・ホールです。
現在ではセンターファイヤーが当たり前の状態ですが発売当時これを見て、
「良いのかなぁ」と内心疑問を持っていました。
これがファイアリングピンの内部部品です。
現在のセンターファイヤーモデルとは異なり、板状の金属プレス品です。
スライド内はこんな形です。
エキストラクターも現在発売されている物とは異なり、ネジ止めでスプリングも入らずフリーで動きます。
プラカートでは発火した時はちゃんとカートを吐き出してくれましたが、2〜3度の使用や汚れが酷くなりカートが詰まったときはカートのリムが欠けてしまい、金属カートのようにもちは良くありませんでした。
金属カートでは問題なく吐き出してくれます。
GM1と同様引き落とし式のシァー機構なのでディスコネクター等の部品は付いておらず、機構部品が何も出ていない状態で、GM1と同じです。
訂正・追記 ディスコネクターは部品としては存在しますが、外へは出ていません。
ディスコネクターはハンマーに動かされ、ハンマーダウン時にディスコネクターを押し下げトリッガーバーとシアーの接続をはずします。
バレルにかぶさるリコイルスプリングとバレル基部にセットされるプレス加工品のエキストラクターです。
バレルも固定式の為スライドストップが入る穴のみ開いております。
また、プラグとバレルブッシングが一体で作られスライド後部からネジで止められています。
よって分解手順も独自の物です。
リコイルスプリングが切れていますが、CAP化を目論んだ時にカットしてしまいました。
本来なら後2巻ほど付いていたはずです。
追記 古いバレルと共にバレルの下の部分についていたバッファーラバーも行方不明です。
このバレルにはCAL.45 MG BLKと印刷されています。
実はこのバレル2本目で、CAP火薬が開発された時にCAP仕様に変更すべくディトネーターと共に購入した物です。
元々はABS地肌の黒色でした。(現在行方不明。捨てていないはずなんだけどなぁ)
理由は分からないのですが、このバレルになってバレル内の内径が細くなっています。
下にあります、サイレンサーがそのままでは挿入できず若干口金を縮めないと入りませんでした。
ディトネーターです。
上が紙火薬の時についていた物です。CP化にあたり先端部分を削ってしまっていますが、元は先端部分が釣鐘状になっていました。

下がCAPオープン用の物です。
先程も述べましたがCAPが発売されてCAP化をもくろみ購入しました。残念ながら上手く作動させることが出来ず、最近まで触って眺めるのみでした。
ネットでさまざまな人との交流することで現役復帰させるためCP化を決意。結果CP化をさせました。
もう紙火薬を使用することは無いので紙火薬用のディトネーターを転用しようとしましたが、
ここで問題が出ました、ここでも紙火薬用はCAP用のバレルに挿入することが出来ませんでした。
何故か分かりませんが紙火薬の物はΦ6なのに対してCAP用はΦ5.5でした。
まあ0.5mmでしたのでドリルとヤスリで削りました。
おかげでCPで快調に作動しておりますが、いつまでもつのだろうか。
HWタイプのCPでは強烈で破損の恐怖を感じてしまいます
バレル関係以外で交換した物としてはフレームです。
フレームのピンの挿入部分が割れてしまい交換しましたが、ここも何故か穴径が小さく、ピンが入りませんでしたのでヤスリで広げて挿入しました。
ここの破損が多かったのかなぁ?


ランヤードリング部分も良く当てたりした物で傷だらけに成っています。
差し込んであるだけなので取れてしまうのです


スコープを覗いてみると
昔のナポレオンソロの影響が残っていたのか、サイレンサーとスコープ、スコープマウントが発売されていました。
サイレンサーとスコープは他のモデルと共用として販売していたように思うのですが定かではありません。
スコープマウントは専用です。


サイレンサー・スコープ・
スコープマウントです。
スコープにはレンズが入っていますが無倍率若しくは逆倍のような状態です。サイレンサーは音が消えません!!
まあ、こけおどしみたいですが、なんとなく昔のスパイテレビに出てきそうです。
全てを装着するとかなりの重さになります。
スコープはグリップ上なのでバランスは変わらないのですが、
サイレンサーが付くとフロントヘビーになってしまいます。
戻る home お品書きへ戻る